外壁の雨筋&カビ・藻の発生環境とその対策
外壁でも大きい天端があり、軒樋のない部位は降雨の流れ落ちる量が多くなるため、雨筋が出やすくなります。
とくに空中梁がその代表的な部位で、例外なく、雨筋とカビ・藻の発生に悩んでおられるケースが多いです。
以下のような環境は、とくに顕著に発生しやすいです。
A.降雨が集中的に流れやすい構造の外壁
B.加えて湿気が滞留して湿度が高いまま続く

親水性の乏しい表面では降雨の水道(みずみち)は集中するので雨筋ができやすい傾向が顕著です。
雨筋の汚れは硝酸塩等の植物の栄養源が豊富なのでカビや藻の苗床になります。
雨筋の抑止は光触媒の超親水性がもっとも得意とする分野で、煤煙汚れの付着を防ぐセルフクリーニング機能については光触媒にまさる塗料は存在しません。
見落とされがちですが、水平な天端の防水面とセットで光触媒施工することが雨筋抑止にとくに有効です。

この画像のような空中梁こそ、典型的な雨筋汚れの上に発生したカビです。
市空中梁のような、ウレタン防水の天端と微弾性塗布の壁面が渾然とした現場でも、見境なく光触媒が施工できる光触媒NFE2は、このような課題の迅速な解決には最適の光触媒コーティング剤であるといえます。

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※北村教授の実績事例よりご紹介